三一、並木
昔、並木に天狗と称する忍術者がいて、姿を隠して、時折往来の人々をなやまし、悪事を働いていたという。最後は子供の無邪気さに術が破れて、遂に囚われの身となったと言う。
その昔の並木は随分樹木も大きくその繁みも深かったに相違ない。
昔、並木に天狗と称する忍術者がいて、姿を隠して、時折往来の人々をなやまし、悪事を働いていたという。最後は子供の無邪気さに術が破れて、遂に囚われの身となったと言う。
その昔の並木は随分樹木も大きくその繁みも深かったに相違ない。